平成最後の終戦記念日
今日は終戦記念日ですね。
今、こんな平和な時代に生きていられるのは、辛い時代を生き抜いた人たちのおかげだなぁってしみじみ思います。
戦争を知らない私たちは、それがどんなに辛く、切なく、悲しいものだったのか実感できないですよね。
憎かっただろうな。
怖かっただろうな。
もっと生きたかっただろうな…。
本当のところは、そんな感情は麻痺してしまっていたのかもしれないし、思っている以上にひしひしと感じていたのかもしれない。
私には、想像することしかできないけど、多分どれも正解じゃない気がするんですよね。人間ってそんな単純じゃなくてもっと色んな感情が入り組んで…ああ、本当にどんな気持ちで毎日生きていたんだろう。
今まで、私は戦争の記録というものを見ないようにしてました。
根っからの小心者なもんで怖くて直視できなかったんですよね。
数年前に広島を訪れたときにも、平和記念資料館には怖くて行けなかった(スケジュール的な問題ではなく、本当に怖くて行けなかった)。
原爆ドームを見て、想像を絶する原爆の威力に言葉を失い、大和ミュージアムでたくさんの悲しい事実を目の当たりにして、もういっぱいいっぱいでした。
だけど、なんか今年は色んな記事を読んでます。
今はネットで色々見れる時代。
相変わらず怖いけど、どうしてかちゃんと見なきゃいけないってこの歳になってようやく思えたんですよね。
私は今、自衛隊(空)が好きで航空祭に行っては戦闘機を見て喜んでいるのですがその戦闘機が実戦に使われるという感覚は正直まったくないです。
ただ置いてあったり飛んでたりするのを眺めては「かっこええな~、サイコー」とか思ってるだけです。
装備品を見ても、このミサイルで何かを壊したり奪ったりできるんだ、という感覚もないです。
平和ボケもいいとこですが、ずっとその感覚でいたいなと思いますよね。
だから、知らなきゃいけないんじゃないかなと思うんですよね。戦争がどんなに悲惨なものなのか。二度と繰り返さないためにもね。
「戦争、絶対はんたーい!」ってちゃんと言える自分でいたいなと思います。
来年は、長崎に行ってみようかな。
そんなことをふと思った終戦記念日でした。